親と
1月29日
父の祥月命日
2月19日
弟の祥月命日
2人の命日は近い
もう誰も覚えている人はいなくなった
自分だけ
先祖供養は自分のおつとめ
介護施設に入った親は
夫や最愛の息子の命日は
わからなくなった
自分が忘れたら
誰からも供養されない
そうやって終わっていくのが供養なのだろう
昨日は気温が上昇した
親を連れて
墓参りと温泉
少しずつ少しずつ
心身ともに遠くへ旅立つ準備が
出来ている親は
子どもに
そして
赤ちゃんになってきている
親と一緒に
牛歩の歩みで墓参りを済ませ
近くの温泉センターの家族風呂で
入浴させる
もう親の老いにより大浴場への入浴は
困難となった
老いた親との家族風呂(°▽°)
最初から最後まで
手を掛けなければ入浴出来ない親
大人を入浴させるのは
ちょっとした
ダイエットにはなる!
頭、体を洗ってあげる
支えてあげて浴槽に入らせる
温まったら
体を拭いてあげ
服を着せて
ドライヤーで髪を乾かせる
親は施設での入浴を拒否するので
これは自分の仕事
今週も入浴作業終わり
親を連れて実家に帰宅した
仏壇の前に椅子を置き
親を座らせた
ご先祖さん達と話をしてごらん
と、親に言ってみる
親は
いきなり京都弁
戦争中
京都から疎開した親は
この南国の田舎の土地に
馴染まなかったらしい
馴染もうとしたのかもわからないが
長い年月を経ても
何か特別な時は
京都弁
母のステータス京都
いつか連れて行ってあげたい
親は京都弁で
長生きさせてもらってる
ありがとう
と、話している
ふーーーん
感謝してるんだ
と、内心、笑ってしまった
夕食は
握り寿司を食べたい
と言っていた
親のリクエストに応えて
握り寿司を買って食べさせた
食欲もりもりだ
食べられるうちは
食べてくださいませ
親さま
夕暮れ
2人で家の周りを散歩した
残り少なくなる大切な時間
実家の周りは美しいです✨